養蜂

危うくアナフィラキシーショック

養蜂

初めて蜂蜜を搾った。蜜の多い巣枠だけ6枚搾った。最初は比較的落ち着いていた蜂たちだったが、次第に気が荒くなってきて、最終的にはチョー激オコ。収まりがつかなくなり、防護帽子のなかにまで入って来て、頭まわりをガッツリ刺された。あろうことか、作業を手伝ってくれた友人までガッツリと。

蜂たちが冷静さを取り戻すまで放っておこうと家に入ると、急に身体中が痒くなってきた。刺されていないはずの手脚に蕁麻疹。お尻の穴や脇の下、関節の内側などがモーレツ痒い!アレルギー症状だろうということで皮膚科に向かうが、今度は喉が詰まるような感覚を覚えた。そしてそれは次第に強くなってくる。皮膚科では対応出来ないとのことだったので、山形大学附属病院へ向かった。

ところが電話に出た看護師が面倒臭い人で、これから行ったら診てくれるかと聞いているだけなのに、やれ名前はなんだとか、生年月日を教えろだとか、グダグダ言ってなかなか質問に答えない。結構ヤバい感じのアレルギーなんですけど!しかも、病院に着いてからも、苦しいから早く対処してくれと言ってもタラタラやってなかなか医者を呼んでこない。完全に嫌がらせだと思う。こうやって気分で仕事する人を救急救命に置いておくのは本当に危ないと思う。人の命がかかったところで意地悪するって、どういう神経してるんだろう。

結局、ステロイド系の薬を含めて三袋の点滴をぶち込んでもらって、ようやく痒みも喉の苦しさもおさまったが、一時はペルーで頻拍で倒れたときよりテンパった。症状がひどくなっていくのを徐々に体感するのは怖いな。

帰り道は友人と反省会。いつもは一度にもっとたくさん刺されるのに、いつもと同じ群に刺されているのに、なぜ今回に限ってあんな症状が出たのか。しかも二人揃って(友人は蕁麻疹のみ)。二人とも初めてのことなので結局答えは出ず。巣箱の設置場所が公道から近く、行き止まりで誰も入ってこないとはいえ、近所の人たちに迷惑はかけられない。装備に関しても、絶対に蜂が入り込まない仕組みのお高めの防護服を準備するしかないようだ。今後の課題は多い。

猛り狂ったガールズたちにコテンパンにやられて、一時は二人ともモチベーションがガタ落ちだったが、搾り取れた蜜の量を見てたら、まただんだんヤル気が湧いてきた。現金なもんだ。大事な大事な食べ物を取られてるんだ、怒って当然だろう。むしろ怒らない生き物がいたら、そっちの方が異常なんじゃないか。怒られて当然、ブッ刺されて当然、というスタンス行くべきなのだろう。あと、病院搬送の可能性を考えると、作業は平日にやるべき(笑)。

準備万端にして、次回2度目の搾りに臨みます。

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