以前Q1(やまがたクリエイティブシティセンター)で芸術家のおふたり、永岡 大輔さんと深井 聡一郎さんが主催する雑草茶のイベントに参加したときにも感じたことだけれど、僕らが日頃何気なく「要・不要」と断じている基準は、ちょっと視点がズレるだけで大きく変化しうる。
つまり、昨日のゴミは今日の宝物。逆も然り。
これまでの僕にとって、腐った竹やカビが生えた薪はゴミも同然だった。どちらも焚き火を焚いて燃やしていた。ところが糸状菌による野菜作り(菌ちゃん先生の野菜作り)を準備しようと思い立った瞬間、これらのゴミは宝物に変わった。
おそらくこういうことは他にもたくさんあって、それにもかかわらず、「ゴミ」と断じられて蔑ろにされているモノ・コトが山ほどあるのだろう。ゴミが宝物になり、宝物がゴミになる可能性はすべてに潜んでいる。だからいつもニュートラルな姿勢を保ちたい。
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