鬼越の森再生プロジェクトでは、60年放置された杉林を間伐して多様性の高い雑木林に生まれ変わらせるとともに、間伐材を薪にして木質エネルギー利用を促進するという目標を掲げています。
昨年、この活動の過程で、我が家の脇には古い生活道路があることが分かり、今年からは森の再生だけでなく、この古道も復活させてしまおうということになりました。この道は地域住民の生活道(岩波〜平清水)として使われていただけでなく、平清水焼と岩波焼の窯場を繋いだり、最上三十三観音の第六番札所・耕龍寺と第七番札所・石行寺を古いルートで繋ぐものでもあります。
まずはこの古道のルートを調査しようということで、昨日、文化財コンサルタント(考古学者でもある)の友人と森を歩いてみました。
すると、今でもまだ使われている部分に関してはまだハッキリと残っているんだけれど、すでに使われなくなっている部分はよく分からない。どうやらすでに消えてしまっているようです。今回は「地形から判断して、このルートしかないだろう」という結論を導き出したところで作業終了となりました。
コンサルの友人はさすがだなーという仕事ぶり。春になったら近所の古老たちへの聞き込み調査も始まります。色々楽しみになってきました。
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